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洋彰庵 利吉
倭(やまと)は 国のまほろば

  たたなづく 青垣(あおがき)

   山隠(やまごも)れる

    倭し 美し(うるはし)

史書「古事記」に登場する倭健命(やまとたけるのみこと)の歌。

日本書紀には、「倭」は日本なので日本の国の勇者と言う意味で、

日本武尊(やまとたけるのみこと)と記される。

ミコトが父景行天皇の命を受け、諸国を巡遊し、

伊勢に来たときに、懐かしい故郷を偲んで詠んだといわれる。


「やまとの国は優れた国だ。畳み重なった青い垣のような山々に囲まれ、

その中にあるやまとの国は、美しくもなつかしいなあ」という意味。


伝説から離れ、現代風に解釈すると、「緑に囲まれた美しい星、地球よ」

とでもなりましょうか? これ 洋彰庵が宇宙飛行士毛利さんの随筆

「月刊ニュートン」に掲載 を読んで感じた「ガイア感」でした。




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