Yousyouan's traditional MEDICAL lesson

【 快適生活の古典醫学的なアドバイス:は る:洋彰庵 利吉 】


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はるの過し方










温故知新( は る )


養生訓より(湿気に注意)

居室や寝室は、たえず風・寒・暑・湿の邪気(そとからのからだを壊す因子のこと)
を防ぐように努めること。風や寒暑はひとの身体を痛めることが、烈しくて早い。
これに対して湿は、ひとの身体をそこなうこと(病気にさせる力)がおそくて深い。
風・寒・暑はひとが恐れるが、湿気はこわがらない。ところが湿に当たると底深く身体に
入りこんできて、容易に治らない。
湿気に当たって病気になり、あるいは疫病(伝染病)になることもあるから、
恐れなければならない。

また酒や茶や湯水を多く飲まないようにし、瓜・果物・冷たい麺類を多くとらぬようにする。
これらはすべて内湿を防ぐためである。夏期向かって冷水を多く飲み、冷たい麺をしばしば
食べると、かならず内湿によってそこなわれ、痰瘧(おこり・熱病)や泄痢(下痢)になる。
大いに用心するがよい。

あらかじめ風・寒・暑・湿をよく防いでおかなければいけない。


(春の余寒)

春は陽気が発生し、ひとの肌をやわらかにし、気がようやく開き始める。

だが、余寒がまだまだ厳しいので風邪をひきやすい。  用心して風寒に

当たらないようにして、風邪や咳の病気に罹患しないように注意せよ!!

草木の芽なども春の余寒にいたみやすい。ひとも余寒を充分に恐れて注意

しなければならない。  ときどき身体を動かし、運動し、陽気の循環を

助けて気を発生させるのがよい。


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