な い よ う の 要 約 で す |
温故知新(1月)
ようしょうあんの代筆 「香道入門」 香道かおり
新年です。おめでとうございます。さて新年早々は、香りでリフレッシュしましょうか?。
【 日本の香り 】とくれば、やはり日本が世界に誇る香りの文化「香道」です。
この【 香道 】で今も使われる「香木」が、日本に伝来したのは6世紀頃だと言われています。
日本書記の中には、浜辺にうちあげられた木で漁師達が焚き火をしていたところ、
なんともいえない、よい香りがして驚きそれを朝廷に献上したと書かれているようです。
この時の香木は【 香道 】で最も重んぜられる【沈香(じんこう)】だったようで、
この沈香の最上の品質のものが【伽羅木(きゃら)】です。
その他に【「麝香」「白檀」「乳香」「没薬」「丁字」】などが、シルクロードを伝わって日本に
伝来しました。当時これらの香りは仏教儀式や医師の役割を持つ僧侶達によって薬として用いられて
いましたが、平安時代には、その他に香りをたしなむ「薫物」(たきもの)の文化が生まれました。
あたりに薫りを漂わす【空 薫】や衣装に薫りをうつす【薫 衣】そして匂い袋を身につけたり、
からだから【薫 り】を発散するために内服もしました。
平安文学の代表作「源氏物語」の中には、女人達がそれぞれ独自のブレンドを競い合う
【 香あわせ(組香)】の場面もあります。 そして室町時代に入ると、それまでの
【 趣(おおむき)】としての香が、茶道の広まりと共に【 香 道 】という芸の
道となりました。 「香道」では、香りを「嗅ぐ」ではなく「聞く」と言います。
そういえば、お酒などもきくといいますね。この「香りを聞く」が日本独特の文化で、
奥の深い世界だと言うことを表しているようですね。
さてほんの少し1 月 の < 日 常 と 季 節 の 過 ご し 方 >を書きましょう
古典には味覚をたのしむようにというメッセージもありますし、冬の低カロリー食は
健康を損ねるとのことですから、体重を減らしたい人は、いわゆるダイエットはやめて
運動による減量にしましょう。古典のをしへは風邪をひかないようにまんべんなく
いろいろなものを食す、と言うことでしょうかね。
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